膝に水が溜まる(たまる)

膝に水|膝の痛み


膝に水が溜まる理由

膝に水が溜まる現象を正確に述べると膝の関節に、関節液が必要以上に溜まってしまうことです。膝に水がたまると、膝全体がはれぼったく重苦しい感じになり、曲げ伸ばしが不自由になります。膝の後側に痛みが生じます。

膝の構造

膝の関節というのは骨と骨が接していて動くところですから、動きをスムーズにするためにいろいろなしくみがあります。骨自体はかなりの硬度ですが、もう片方の骨と接触するところは軟骨で覆われています。
関節全体は関節包といって、一つの袋に包まれています。袋の内側は滑膜という膜で内張りされています。その内部は関節腔といいます。そこには関節液(膝の水)が入っており潤滑油と軟骨に栄養を供給する役目とをになっています。関節液は滑膜でつくられますが、正常なら関節液の量は1〜2ミリリットルです。
さらに膝は体重のほとんどを支えています、ですから膝の関節はクッションとして衝撃を和らげるためゴムみたいなものが上下の骨の間に挟まっています。これを半月板といいます。

膝に水が溜まる病気

膝に水が溜まるのは、関節が異常を訴えていることです。何らかの原因で関節が炎症を起こして関節内に熱が蓄積してしまった場合、この熱変性を防ぐため、人体は関節周辺にさらさらの液体を集めて熱を吸収しようとします。膝に溜まる水は、関節を熱変性から守るためのものなのです。膝に水が溜まったて痛む病気は
(1)膝の関節内の軟骨のどこかに傷がついている。(変形性関節症や過運動に多い)
(2)関節内で何らかの炎症がおきている。(慢性関節リウマチや痛風)
(3)関節のどこかに内出血している。(骨折や靭帯損傷)
などが考えられます。

膝の水を抜く

膝の水を抜けば関節内の圧力が下がるので、一時的には楽になります。 しかし、膝に水の溜まる原因である炎症を治療しないと再び水がたまることになります。膝に水がたまるのは結果であって、炎症などの原因があるからなのです。経験者は分かるでしょうが膝の注射はかなり痛いです。
もうひとつ水を抜く理由は治療の意味もあります。細菌感染だと、放って置けば中でどんどん細菌が繁殖して、さらに腫れて痛みます。また水が大量にたまった状態のまま放置しておきますと、膝がパンパンな重苦しい感じで関節の動きが悪くなり膝を曲げるのが苦痛になります。
私が膝の水を初めて抜いたのは、高校時代で水泳の平泳ぎのやりすぎ。平泳ぎはキックするとき足の関節にかなりの負担がかかります。普通にやれば、関節強化にいいのでしょうがやりすぎは膝に水が溜まる元になります。